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予防保全(舗装の予防保全における新工法・新商品)

舗装の長寿命化を目指す新技術の提案

予防保全技術提案書

道路補修の現状

  • 道路補修と舗装のアセットマネジメント(AssetManagement)
  • 舗装のアセットマネージメント(社会資産管理)が最初に構築されました
    土木構造物の中で最も寿命が短いことが理由です

社会環境は?(発注者の事情)

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予防保全?

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予防保全のイメージ

損傷が深刻化して大規模な補修を行う
舗装のひび割れ率40%以上になると切削オーバーレイなどにより修繕を実施する。
(平均10年サイクル)

損傷が深刻化する前に軽微な修繕を行う
ひび割れ率35%までの舗装を早期にクラック修理を行う

全国の道路延長出典:国土交通省道路局「道路統計年鑑」より

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補修費の推移(単位:万円/km)出典:国土交通省道路局「道路統計年表」より

一般国道(指定区間) 一般国道(指定区間外) 都道府県道 市町村道 合計
昭和60(1985) 257.7 153.8 148.3 100.4 660.2
平成2(1990) 340.1 205.2 214.0 123.2 882.5
平成7(1995) 419.3 217.0 250.1 121.9 1,008.3
平成12(2000) 440.9 159.1 158.7 88.6 847.3
平成13(2001) 377.1 138.9 152.8 81.9 750.7
平成14(2002) 395.8 127.7 144.1 76.1 743.7
平成15(2003) 408.8 119.1 135.6 70.7 734.2
平成16(2004) 293.5 126.6 125.5 69.0 614.6

舗装の予防保全による変化

ひび割れ率 従来工法 新工法(予防保全)
0~5% 維持管理 維持管理
6~10% 維持管理 維持管理
11~15% 維持管理 維持管理
16~20% 維持管理 維持管理
21~25% 維持管理 維持管理
26~30% 維持管理 予防保全
31~35% 維持管理 予防保全
36~40% 維持管理 予防保全
41%以上 切削オーバーレイ 切削オーバーレイ

予防保全によるLCCイメージ

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  LCC比較(1200㎡面積)
切削オーバーレイ クラックカットシール(ひび割れ率30%)
単価 1670円/㎡ 750円/㎡
7年後   30万円
10年後 200万円  
12年後   30万円
17年後   30万円
合計 200万円 90万円
1㎡あたり年間補修費 83.5円/㎡ 37.5円/㎡

事後的保全から予防保全へ(変化すること)

費用と便益の推定

  • 維持・更新が計画的
  • 管理の効率化
  • 新規への投資が可能

クラックカットシール(予防保全)とは?

  • 適切な時に、適切な道路に適切な処理を行う(予防保全)
  • 道路の下部構造に回復不可能なダメージが及ぶ前に処理を行うことで、舗装の延命を図る

旧工法と新工法

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切削オーバーレイ

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クラックカットシール

クラックカットシールの完成図

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新工法(予防保全)工程

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他社品との比較結果

接着性・柔軟性に優れている

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クラックカットシールの特徴

  • 舗装の寿命を延長する
  • 舗装補修費を抑制する
  • 交通環境を改善する
  • 工期の短縮を図る
  • 早期診断と早期改修

事業の効果

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まとめ

  • 従来の事後保全から予防保全
  • 劣化の小さな時点で小規模補修
  • ライフサイクルコストの縮減
  • 維持管理に係る予算・財源の確保
  • 点検の充実と長期計画